DIY 日曜大工で家をつくる
 
・・・セルフビルドのノウハウ

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こんな家が出来ました

管理人手作りの家

DIYの基礎工事について考える(2)

面積10平方メートルを超える建物をつくるなら、基礎を独立基礎にするのは法的に事実上困難・・・・

建築確認の要らない山奥に小屋をつくるというなら別ですが、普通は最低でも布基礎にしなきゃいけないのです。
では布基礎づくりについて少しお話を・・



基礎工事はほとんどやり直しが効かないため、ラインを間違えてつくってしまったり、傾いた状態でコンクリートを固めてしまったりしたら泣きます (T T) 


だから「水平」と「直角」や「寸法」をきちんと精度よく出すことが重要で、家づくりについて書かれた本にはそのやり方がいろいろと載っています。



  ■■ まず
「水平」について ■■


個人のセルフビルドで、特殊な器械を必要としないで正確に水平を見るには水盛り管を使えばいい・・・と良くいわれています。


水盛り管は、水を入れた缶の底近くからホースが伸びていて、ホースの先端付近は透明になっていて水位が見えるようになっているもので、

水面の高さはどこでも同じなので、ホースの水位を使って「遣り方」の各杭に水平の印をつけるという方法ですね。


合理的で理にかなった方法だと思います。




私は水盛り管を持っていませんが、専用の道具がなくともバケツと、細い透明なホースがあれば立派に代用できます。


ただ、ホースをバケツの上から突っ込むので、そのままではホースに水が入りません。ホースの先端に口をつけて思い切り吸い込み、水を導くのです。



さて、水盛り管を使ったやり方は簡単で正確なんだけど、実際はそれだけでは不便を感じるときがあります。


建てる敷地が、真っ平らにきれいに均された理想的な場所ならいいけれど、
傾斜していたり凸凹があったりすると・・・というか、住宅用に開発された分譲宅地でない限りほとんどそういう場所だと思いますが、

「遣り方」をかける前にある程度整地しなけりゃナランということになり、

整地段階では水盛り管だけでは何かと不便なのです。




水盛り管だと、杭を打ったり「遣り方」をかけてはじめて水平を見る基準ができますが、

杭や遣り方がなくとも、何もない状態の広い範囲で、いつでもどこでも地盤の高さを確認できるようにするには、やはり業者が使うように「レベル」という器械があるといいです。


レベルは「オートレベル」ともいい、これがあると、とーっても便利!



私は大学で測量を習ったし、仕事でも測量を少しやっていたので測量器械を扱えますが、
測量器械の中でもオートレベルはトランシットなどと違い、据え付けるのにたいして技術は要りません。


一番簡単なものなので、誰でも扱えるはずです。



しかし・・・便利なのは分かるけど値段が高い!


ネットオークションで中古をゲットしようかなと思ったこともありましたが、
それでも3万円くらいはしそうでした。

(5千円なんてのも出品されてましたけど)




そこで一工夫!


工房建築のために敷地を整地したときに活躍したのが、自作の「簡易レベル」です (^^ゞ


日曜大工をする人ならば大抵持っている「水平器」

ホームセンターで2千円くらいで買えるこのシンプルな測定具を使います。



コンパネを長手方向に巾10センチくらいに切って、その1m80cmの木端の中央に水平器をハタガネまたは紐などで固定します。


この水平器を取り付けた1m80cmの板の両端に小さなL字金物を固定して本体の出来上がり。



この板を自分の目の高さに水平に置くことができれば、板の両端につけたL字金物の先端どおしを目で見通して、目標地点に立てた「バカ棒」を見ることにより、そこの地盤高さ(高低差)を知ることができるというわけです。


板を目の高さに水平に置くためには、私は片方にキャンプ用テントのポールを立てて板の片方をそこに固定し、もう片方をカメラの三脚に上に乗せました。


カメラの三脚は、ハンドルを回して高さを調節できるので、水平器の気泡を確認しながら板を水平に持っていきます。




この簡易レベルを使って、地盤高さを知りたい箇所に次々に「バカ棒」を立てて見通し、バカ棒に印をつけます。


印と印の差が即ち地盤の高低差ということになります。


整地で大雑把に土を掘り取るときは、この簡易レベルで十分役に立ちました。


遣り方をかけたり、水糸を張る必要もないから、邪魔なものがない広々空間でバックホウなどを動かせます。

  参考ページ⇒ 基礎工事と建築基準法


さて、こんな原始的な道具で水平確認の精度が出るのか?


後で「水」を使って正確に出した水平と比較して見ると、10メートル以内の測定範囲内で誤差は5cm以下程度でした。



5cmって大きな誤差じゃん!! とお思いでしょうが、

整地・あら掘り段階ではそんな程度で十分です。


機械で掘るときは深く堀過ぎるのは禁物なので、どっちみち最後には人力で所定の深さまで掘り下げます。

そのときはすでに「水」で正確に測って張った水糸を基準にするから大丈夫。

  参考ページ⇒ 縄張り・水盛り・遣り方

オートレベルがあれば最初から最後までオートレベルで水平確認が出来ますが、

高価な道具を持たない個人のセルフビルドでは、あら掘り段階では精度はイマイチだけど機動性の良い「手作り簡易レベル」を使い、
最後の仕上げは「水」を使って正確に出した「遣り方」と「水糸」を基準にする・・・というあたりが丁度良いかな、と思っています。





セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

生コンの「配合」って何?

鉄筋を加工するには?

工期が長いのは悪いことか?

「力」が必要なのはどの部分か?

重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順




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