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DIY 日曜大工で家をつくる |
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秋10月に工事をはじめ、「今年中に基礎くらい出来るだろう」と思っていたものが、 12月にベースの生コンを打った直後から雪が降り、現場はすっかり雪に覆われて進入不可能。 やむなく越冬。 翌年春に行ってみると、露出させていた鉄筋はすべて錆びていて、それを全部落とすのに苦労したし、 電気もなかったため、コンパネで型枠を組むにもすべて手ノコで作業していました。 今から思えばよくやっていたもんだ・・・← 自分で感心しています (^^ゞ とにかく失敗も多いし、大変でした。基礎工事は二度とやりたくない! と思ったものです。 ところが今年、自宅の隣に工房棟を建てるため再び基礎工事をしてみた印象は、 規模が小さいこともあるけれど、前回に比べて随分楽になった気がしました。 やっぱり段取りだよなぁ〜 段取りですべてが決まる! さて、個人で基礎工事をやるには敷居が高く感じられる理由は、やはり業者のように仮設資材を持っていないことが最大の要因ではないかと思うのですが、 特にコンクリートの型枠づくりあたりが・・・ 本当は型枠なんか作らなくとも基礎が出来れば一番いいですが・・ セルフビルドの場合は1回しか基礎を作らないので、型枠も1回限り。 その1回限りのために仮設資材をたくさん買うのは勿体無いと思いますよね。 型枠なしで基礎をつくるとしたら、思い浮かぶのはブロックを使うということですが、これなんかどうでしょう? 実際、ベースの部分だけ鉄筋コンクリートにして、立ち上がりに部分はブロックを並べて基礎を作るという方法を紹介している本もあります。 ベースコンクリートがまだ軟らかいうちに重量ブロックを5分ほど生コンにめり込ませて、そのことにより天端高さを水糸にあわせて調整するというものです。 これはとても合理的で、型枠作りのみならず天端均しの工程も省けてうまいやり方だとは思いますが、 実際にこの方法で建てようとしても建築確認は下りないと思った方がいいでしょう。 つまり確認申請が必要な場所であれば、現実には出来ない工法であると・・ 私が自分の工房棟を建てる際に役所の建築主事に相談してみたところ、 ブロック基礎は「一体の」コンクリート造ではないので、認められないということでした。 やはり10平方メートルを超える規模になると、基礎をつくるには型枠は不可欠なようです。 では仕方ない。 型枠を作るとして・・・うまく楽にやるには? 型枠は思い切り丈夫に作らないといけない。 なにしろコンクリートは重い。比重は水の2.3倍もある。 生コンを流し込んだ途端に型枠が壊れて、生コンが流れ出したら悲劇だ! そうすると次のようなものが必要ではないか?・・・と思いたくなります。 コンパネまたはメタルフォーム、桟木、セパレータ、ピーコン、フォームタイ、 単管パイプまたは角材をたくさんたくさん・・・・ このうちセパレータはコンクリートの中に埋め殺されるやつだからいいとして、 他のものはまさに仮設材料。 何度も使いまわしされるものです。 こんなもの、1回切りのために全部買い揃えるのは実に勿体無いし、かといってレンタルしてくれるところなんてあるのかな? やっぱり基礎だけは業者に頼むか・・・ そうすると何十万もかかりそうだし、ああどうしよう。 結論をいえば、上記の仮設材料のうち、メタルフォームやピーコン、フォームタイ、単管パイプや角材なんか要りません。 コンパネと桟木とセパレータがあれば出来ます。 型枠本体は普通のコンパネで十分。パネコートという表面加工されたコンパネなんか必要ないです。 型枠としてのコンパネは1回しか使わないわけですが、セルフビルドの長い工程の中には、ちょっとした仮設物をつくりたくなる場面は多々あるものでして、 そんなときに立派な材料を買ってくるのは勿体無い! 一度使ったコンパネを洗って保管しておけば、気軽に使えて何かと便利です。 生コンを流し込んだときに壊れないようにするため、通称「丸セパ」というセパレータを使いますが、 一般的には丸セパの両端にピーコンをつけて、これに型枠を密着させ、型枠材の外側にフォームタイをつけ、その間に単管パイプや角材を挟んで固定するというやり方です。 丸セパにはタイプがあり、両端にピーコンをつけるのはB型というタイプなんですが、 個人のセルフビルドではB型ではなくC型のほうがいいかもしれません。 私はC型を使っています。 C型というのはピーコン不要で、両端に座金がついていて、ネジの先端は型枠の外に出ます。 そこにまた座金をねじ込んで固定すれば、フォームタイも、単管パイプや角材も使わずに型枠を組むことができます。いたってシンプルです。 これで生コンを流し込んでも、型枠が壊れることはまずありません。 でもC型には欠点があります。それは、型枠をバラした後も端部のネジがコンクリートの外にでてしまうことです。見栄えが悪いのです。 ピーコンを使ったB型ならば、ピーコン穴があくものの、後からモルタルで穴を塞げばきれいに仕上がりますので、 もしも私が人からお金をもらって基礎をつくっているなら当然B型を使うでしょう。表面の仕上げの良さは非常に大事なポイントですからね。 でも自宅なら・・・ どちらのタイプのセパレータを使おうが、基礎の強度性能は同じです。 見栄えが多少悪くなるだけで、C型を使えば仮設材料は格段に少なくて済み、個人でも十分無駄なく基礎がつくれます。 なお、後で基礎の外側にモルタルを塗って仕上げするなら、どっちのタイプのセパレータを使おうが全く差がなくなるでしょう。 専門業者の場合は早く正確に、確実かつきれいに仕事をする必要があるので、仮設材料をふんだんに用いてプロの仕事をするわけですが、 個人のセルフビルドは、プロと比べて装備はもちろんのこと、仕上がりに求められるレベルについても様々条件が違うので、必ずしもすべてプロの真似をする必要はないのだと思います。 DIY的発想で考えれば基礎工事も案外できるものですね。 |
セルフビルドのための豆知識 【目次】 ●設計って、何をすればいいの?(1) ●設計って、何をすればいいの?(2) ●家の設計図を描くには? ●必要な図面の種類とは?(1) ●必要な図面の種類とは?(2) ●欠陥住宅にならないか?(1) ●欠陥住宅にならないか?(2) ●欠陥住宅にならないか?(3) ●道具は何が必要? ●バックホウを運転するには? ●バックホウ運転資格取得講習体験記 ●生コンの「配合」って何? ●鉄筋を加工するには? ●工期が長いのは悪いことか? ●「力」が必要なのはどの部分か? ●重い材料を扱うには?(材木) ●重い材料を扱うには?(屋根材) ●重い材料を扱うには?(壁材) ●模型をつくろう(1) ●模型をつくろう(2) ●模型をつくろう(3) ●墨付けの原理 ●墨付けの道具(1) ●墨付けの道具(2) ●継ぎ手と仕口 ●丸ノコの話 ●基礎工事の材料、価格などについて ●木材の手配(材木の価格、柱など) ●木材の手配(人工乾燥材について) ●木材の手配(集成材について)1 ● 木材の手配(集成材について)2 ● 材木の種類や寸法について ● 木材の手配(梁や土台について) ● アウトレット建材店からの資材購入について ● 建築資材の手配について ● トップライトの話 ● 屋根の勾配のことなど ● 屋根工事の話 ● 設備との関係 ● 電気配線工事の話(1) ● 電気配線工事の話(2) ● 第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編 ● 第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編 ● 自分で電気配線工事をする手順 工事の様子 【目次】 ● 基礎工事(1) ● 基礎工事(2) ● 住宅模型と、構造材の加工 ● 軸組み ● 屋根 ● 壁の下地 ● 窓サッシ ● 外壁 ● 床下地 ● 階段 ● 電気配線 ● 電話線 ● 断熱材 ● 24時間換気システム ● 換気扇 ● 水道・排水・浸透枡 ● トイレ ● 風呂(ユニットバス) ● 内装壁 ● 天井 ● フローリング ● 建具ドア ● 自作網戸 さまざまDIY 【目次】 ● 収納棚 ● 押入れ ● 猫トイレ |
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