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DIY 日曜大工で家をつくる |
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| 今回は、手作り建築に必要な図面の種類について書いてみます。 建築の図面というと専門家の独壇場と考えていませんか? でも自分が住む住宅について、設計施工に必要な図面を自ら描くことは、そんなに難しいことではありません。 |
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図面をその「必要性」から私が勝手にレベル分けしてみると、次の3グループになります。 レベル1 法的に絶対に必要な図面 レベル2 施工する際に必要になる図面 レベル3 自分が必要と思ったら作成する図面 ではレベル1はどんなのか? ▲レベル1 法的に絶対に必要な図面 家を建てるためには、役所(大抵は市町村を経由して都道府県の建築担当部署で審査、または最近では民間の審査機関で審査)に建築確認申請書を出さなければなりません。 これは、建築基準法で決められています。 だから、この申請書に添付が義務付けられている図面が最低限、法的に必要な図面ということになります。 その図面の種類とは、 (1) 附近見取り図 家を建てようとする場所と、その周辺の見取り図(絵)。 要するに、現場の位置が第三者にわかるようになっていればいいのであって、縮尺などはどうでも良いのです。 宴会があるとき飲み屋の場所を紙にサラサラと書いて友人に渡したことはありませんか? あんな感じです。誰でも書けます。 (2) 配置図 この辺から図面らしくなってきます。 敷地の形や大きさ、建物がどの位置に建つのか、道路の幅員や道路までの距離などを図示します。 敷地の形状や寸法は、土地を購入したときに不動産屋からもらう土地の求積図をもとに、書いていきます。 土地の面積の根拠を示すため、敷地をすべて三角形に分割し、それぞれの三角形の底辺、高さを図示します。 (3) 平面図 最もポピュラーで最も使用頻度が高い図面が平面図。 間取り図だと思えばいいです。 建物の縦横、主要な間仕切り間の寸法などを書いていきます。1階2階それぞれに描きます。 これを書くのは簡単・・というより楽しい作業になるでしょう。 自分たちの家の間取りを紙に書くということはワクワクするものです。 ただの間取り図と違うのは、筋交いの配置を図示したり、基準となるラインに番号をつけて表示したりするところが、ちょっと専門的かなと思う程度です。 (4) し尿浄化槽または合併処理浄化槽の見取り図 し尿浄化槽または合併処理浄化槽を設置する場合は、その形状とか構造・大きさを描くことになっていますが、我が家の場合は雑排水処理が浸透枡だったので、簡易水洗便槽についてのみ書きました。 (5) 立面図 建物を真横から見たときの姿を図示します。 どちらか2方向からだけでOKです。それらしい絵がかけていればいいです。(ただし縮尺は正確に) (その他) 壁量計算書 これは図面ではないですが、建物の構造上の安定性を確認するために、耐力壁の配置や数量を計算したものを添付します。 建築士が設計すると、これの添付は省略可能だそうですが、素人が行なう場合は、床面積50平米以上だと必ず求められます。 これの計算方法含め、図面のことについてはこちらのページにも書いてありますから参考にどうぞ。 ⇒ 壁量計算について ⇒ 確認申請の図面について 以上が最低限必要な図面であり、第三者に提出するものなので、ある程度きれいに書けていなければなりません。 縮尺は、平面図が50分の1、立面図が100分の1くらいでいいようです。厳密に決まっているわけではないですが・・・ 手書きする場合は、大き目の三角定規2枚を買って、シャープペンシルで原稿を書けばいいです。平行線も垂直も、三角定規2枚で自由に書けます。 (片方の定規を固定して、それにもう一方の定規をあててスライドさせれば平行線は書けます。・・・念のため) ちょっと大きな文具店にいけば、建築用のマイラー図面ということで用紙を売っています。一枚250円前後です。これに書いたらコピー店でコピーすれば完了です。これだとプロが描いた図面っぽく見えます(^^)v でも用紙の指定があるわけじゃないですが・・・ さて、平成15年7月に建築基準法が改正されたため、その後は上記に加えて、換気計画をどのようにするか示した図面を提出しなければならなくなりました。 換気計画図は、平面図を簡略にしたような図面上に、吸気位置、排気位置、ダクトの経路などを記入し、 別途、居室の空立積(容積)や換気能力の計算書を添付しますが、計算書は換気設備のメーカーで作ってもらえます。 (注) ただし上記のことは私の建築確認申請及び変更申請の経験をもとに書いていますので、2007年6月にあった建築基準法の大改正以降のことには対応していません。ご注意ください。 個人で申請する場合、必要な図面が増えたとか、使用する材料の認定書を求められたとか、経験者の方からの、そのような情報も耳にします。 以前より面倒になったとの話もあるので、実際にやられる場合は、自分で図面を描いた場合でもやはり建築士に相談するのがベストかとと思います。 ▲レベル2 施工する際に必要になる図面 これ以降は、セルフビルドの場合自分しか見ない図面になります(^^)v (1) 伏図 伏図(ふせず)とは、乱暴な言い方をすれば、建物を水平に輪切りにしたときに現れる構造の図面のことです。 だから一枚だけではなく、下から上まで各階層ごとの伏図が必要になります。 「基礎伏図」「1階床伏図」「2階床伏図」「小屋伏図」「屋根伏図」といった具合です。 梁や桁の寸法などを書き入れます。 (2) 軸組み図 伏図が建物を水平に切ったときに真上から見た図面とすれば、こちらは壁を縦に切って真横から見た図面になります。 柱や梁、桁、筋交いの配置を図示します。 参考ページ⇒ DIY建築mini講座設計編3 (3) 矩計図(かなばかりず) 建物を垂直に輪切りにしたときの詳細な図面です。 高さ関係の詳細な寸法、基礎や床の構造、壁の断面構造、屋根や屋根裏の構造、それらの使用材料などが一目でわかるもので、実際の施工の際には見る機会が一番多いと思います。 それだけに細かいところまで位置関係や寸法がわかるようになっています。 (4) 断面図 これも、建物を垂直に輪切りにしたものですが、矩計図が細部を詳細に図示しているのに対し、 断面図は建物全体の高さだとか、1階と2階の間の寸法など、大きな部分、基本的な寸法を図示します。比較的おおざっぱな図面です。 (5) 電気配線図 自分で電気配線する場合はもちろん自分で書きます。 外注するなら、照明やコンセントをどこにどのくらいつけたいか、平面図にでも書いておく必要があります。 (6) 給排水衛生設備図 給水、給湯管、排水管の配管図ですが、我が家では結局これはつくりませんでした。 水道工事は外注しましたが、業者とはすべて現場で口頭でやりとりしたため図面はありません。(もちろん契約書はありますが) 以上がセルフビルドで建てる場合でも通常必要になる図面です。 このほかに、ハウスメーカー、工務店の施工では、展開図、建具表、各種詳細図等々・・・多岐にわたる図面を使うそうです。 なにしろ設計者と施工者が違うので。 さてこれらの図面は、自分で家を作る場合は、どこかに提出する義務があるわけではないので、自分さえわかれば良いのです。 私の場合は、文具店で売っているB4版の方眼紙に、鉛筆で書き込んでいました。 特に書き方のルールなど気にせず、自由に書けばいいのです。 ただしこれらを書くにはある程度設計の知識がないと出来ないので、木造建築の本を読んで勉強してからになります。 参考ページ⇒ 私が読んだ木造建築の参考書 例えば、刻みの際の材料の継ぎ手の位置や寸法、電気配線のジョイントボックス内の結線図などです。 これはまさに自分のためのメモのようなもので、大工さんや電気屋さんなどのプロは通常頭の中で理解できているからわざわざ図面にしないでしょうが、 素人の場合は、ノートでもなんでもいいから書いておいた方が確実というものです。 以上、いずれの図面も内容をある程度勉強しないと書けませんが、「きれいに書かなければいけないか?」というと、 建築確認申請に必要な図面以外は自分さえわかればいいので、ノートに鉛筆書きでもなんでも良いのでした(^^)v
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セルフビルドのための豆知識 【目次】 ●自分で自宅を設計するには? ●家の設計図を描くには? ●必要な図面の種類とは?(1) ●必要な図面の種類とは?(2) ●欠陥住宅にならないか? ●道具は何が必要? ●バックホウを運転するには? ●バックホウ運転資格取得講習体験記 ●生コンの「配合」って何? ●鉄筋を加工するには? ●工期が長いのは悪いことか? ●「力」が必要なのはどの部分か? ●重い材料を扱うには?(材木) ●重い材料を扱うには?(屋根材) ●重い材料を扱うには?(壁材) ●模型をつくろう(1) ●模型をつくろう(2) ●模型をつくろう(3) ●墨付けの原理 ●墨付けの道具(1) ●墨付けの道具(2) ●継ぎ手と仕口 ●丸ノコの話 ●基礎工事の材料、価格などについて ●木材の手配(材木の価格、柱など) ●木材の手配(人工乾燥材について) ●木材の手配(集成材について)1 ● 木材の手配(集成材について)2 ● 材木の種類や寸法について ● 木材の手配(梁や土台について) ● アウトレット建材店からの資材購入について ● 建築資材の手配について ● トップライトの話 ● 屋根の勾配のことなど ● 屋根工事の話 ● 設備との関係 ● 電気配線工事の話(1) ● 電気配線工事の話(2) ● 第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編 ● 第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編 ● 自分で電気配線工事をする手順 |
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