DIY 日曜大工で家をつくる
 
・・・セルフビルドのノウハウ

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こんな家が出来ました

管理人手作りの家

電気配線工事の話 (2)

自宅の電気配線を自分でやるための豆知識 その2

【関連ページ】⇒ 実際の電気配線の写真解説ページへ

↑ 私が勉強した本
工具の使い方、実際の配線の仕方の解説。小問題集もついていて分かりやすい。




青森県の山奥に「青荷温泉」という温泉があって、そこは電気がないために夜になると各客室にあるランプに灯がともされるのだそうです。


私も数年前、職場の有志たちと小旅行を計画し、この温泉に予約を入れようとしましたが、すでに満員でダメでした。

「ランプの宿」として有名なこの温泉は、その不便さ、非日常感を求めて連日満員なのだそうです。

かなり前から予約を入れないと泊まれないほど人気があるのですね。


私も以前はよく登山やキャンプなどをしていましたし、何も無いシンプルな非日常の生活の中で、ランプなどの
ほのかな灯に照らされる幸福感はわかっているつもりです。


あれはいいですね。(^o^)



  
が、しかーーし!!



ほのかな灯に照らされるよりも、もっともっと感動すること、幸福感に包まれる灯があります。


それは、やはり電気の光・・・・・ほのかな光ではなく、眩く明るい光

ただし、自分で配線工事をした場合です。


自分で建てた家、配線した家の照明のスイッチをはじめて入れた瞬間に「パッ」と明るくなる幸せ。

感動ものです。(^o^)



夜になり暗くなった部屋の照明スイッチを入れると「パッ」と明るくなる・・・

当たり前のことだけど、その当たり前が、自分でつくった設備であれば全然幸福感は違ってきます。




では自分で配線工事をするというのは、いったいどういう作業なのか?

【関連ページ】⇒ 実際の電気配線の写真解説ページへ

普段見慣れたコンセントや照明スイッチ・・・・あれの裏側がどうなっているかご存知ですか?


コンセントやスイッチは大抵の場合壁に埋め込まれていて、そこに至る電線が壁の中を通って大抵は天井裏や床下に伸びています。


一軒の家には必ず一箇所、あまり目立たない場所に「分電盤」があって、そこから何本かの電線が天井裏などを走っています。


一本一本の電線は途中で、
「はい、あなたは廊下のコンセントに行きなさい。」
「僕はキッチンの照明スイッチに行きます。」「ではさようなら・・」

という具合に何本かに枝分かれしていきます。


ですから家を新築するときの配線工事というのは、ほとんどが以下の作業になります。

1 電線を天井裏の根太や梁などに固定する作業
電線というのは、現在、住宅に使われるのはほとんどがVVFケーブルというもので、2本または3本の電線が絶縁体で巻かれて一本のケーブルになったものです。

これを固定するのは、ステップルまたはサドルと呼ばれる金具でケーブルをはさんで、ところどころ金槌で打ち付けるという極めて単純なものです。

2 電線(ケーブル)の分岐点をつくる作業

電線の枝分かれ部分では電線どおしを繋がなければなりません。

どれとどれをどう繋ぐかについては少し勉強しないと理解できないかもしれませんが、いったん覚えてしまえば、原理は単純なので簡単です。
   

一種のパズルを解くようなものなので、頭の体操になりますよ。

私の場合は、電線の繋ぎ方を考えることが楽しみですらありました。
   
ひとつの照明器具を、2箇所ないし3箇所のスイッチから操作できるようにする配線なんかは、少し複雑になりますがとても面白く、覚えてしまえば必要ないところにまで使いたくなっちゃうんです(^^ゞ

電線と電線をつなぐ作業は、昔は電線どおしをより合せてテーピングした りしていたそうですが、現在は「差込みコネクタ」という優れものの器具があり、電線の芯を決められた寸法だけ剥いてコネクタに差し込むだけで完了です。

3 コンセントやスイッチ、照明器具に電線を繋ぐ作業

コンセントやスイッチを取り付ける場所にはあらかじめ「スイッチボックス」というプラスチックの箱を間柱などに固定しておきます。
  
スイッチボックスのところまで電線を引っ張ってきて、市販のコンセントやスイッチの裏側にある差込穴に、電線の芯を差し込むことで配線が完了します。

あとは、コンセントやスイッチをスイッチボックスにビスで固定して終わりです。

同じように、照明器具のところには、「引っ掛けシーリング」などを天井に固定し、電線の芯を、引っ掛けシーリングの裏にある差込穴に差し込みます。

あとは、好みの照明器具を引っ掛けシーリングに引っ掛けて固定すれば完了。

(照明器具によっては直接電線を繋ぐものもあります。)


この中で一番難しいのは、やはり分岐点の電線の接続をどうするかということ。


その前に、そもそも家中の配線計画、つまり配線の経路をどうするか、どこに分岐点を設けるかなどを決めることが難しいと思います。


そういうことは勉強しましょう。


そもそも配線工事は「電気工事士」の資格を持っていないとしてはいけないことになっていますから、電気工事士の資格を取るために勉強すれば、それがそのまま配線計画を作成する実力養成になりますよ。




電気工事士の資格というと何やら難しそうに聞こえますが、嬉しいことに、この資格試験は誰でも受験できるのです。


電気の学校を出ていなかろうが、電気関係の仕事の経験がなかろうが、つまりド素人でもいいのです。


では肝心の試験はどうかというと、最初に筆記試験があり、合格すると約1ヶ月後に技能試験があります。


ド素人だった私でも、どちらも10日間ほど詰め込み勉強、練習をして合格できました。


そんなに難しいものではないですから、取っとくと便利ですね。



次回は電気工事士試験のことについて少し詳しくお話します。

 ⇒ 我が家の配線工事の様子




セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

生コンの「配合」って何?

鉄筋を加工するには?

工期が長いのは悪いことか?

「力」が必要なのはどの部分か?

重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順





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