DIY 日曜大工で家をつくる
 
・・・セルフビルドのノウハウ

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こんな家が出来ました

管理人手作りの家

電気配線工事の手順について

自分で家づくりをして外形が出来上がり、家中の電気配線の計画を立てる頃になると、もう楽しくてしょうがないんですが、配線というのは壁の中や天井裏にするために、断熱材を入れる前にやっておかなくてはならないのです。

だから、いくら当初の設計が細かく決まっている必要のないセルフビルドといえども、筋交いや窓が入り、外壁が出来た時点では、さすがにちゃんとした配線計画をたてます。


↑ 私が勉強した本
工具の使い方、実際の配線の仕方の解説。小問題集もついていて分かりやすい。




配線計画は楽しいです。楽しいですが・・・いざはじめてみると、結構悩むものでした。


まず何をするかというと、
実際に建物に入って、どこにどんな照明をつけるか、そのスイッチはどこにするか?

どこにコンセントをつけるか、何口あるコンセントにするか?

そんなことを決めるわけです。




一般的な家づくりでは、契約前あるいは着工前に詳細な仕様が決まっているため、スイッチやコンセントの配置は図面で検討することになるのでしょうが、

自分でつくる場合は、実際に建物に入って手を伸ばして決めることができます。



スイッチやの高さはこの辺がいいかな? もう5センチ上がいい・・・とかね。

現場に立って、イメージしながら検討するわけです。



だから、配線計画をたてるときは、自分ひとりではできません。

奥さんを連れてきて、使い勝手を考えながらいっしょにやらないといけません。


一人で勝手に決めてしまうと、後で激しいクレームに晒されてしまいます。
(^^ゞ


でもいくら現場に立ってイメージしたとしても、インテリアの専門家でもない私達は、照明の威力がどんなものか想像力がないため、
ついつい照明をたくさん付けすぎました。


コンセントも十分過ぎるくらいつけました。どうせ1箇所増えたって、材料費500円くらい増えるだけなので。


だからトイレの中だけでコンセントが4箇所もあります。
付けすぎたかな・・・(^^ゞ


トイレは、考えてみれば意外にコンセントが必要な場所でした。


暖房便座などを使っているためトイレ本体に電源が必要だし、換気扇の電源(これは上の方にコンセントをつけます。)、冬場に足元に小さな電気ストーブをつける場合の電源、給水管の凍結防止ヒーターの電源など・・・

やっぱり4つ必要だ。(^^ゞ



図面ではなく実際の現場にたって位置や個数を決められるというのも、手作りのメリットのひとつですよ。




手作りの場合の配線工事の手順をまとめると、

1 外壁が出来上がった後に、現場で配線計画をたてる。
2 配線の図面を書く。
3 スイッチやコンセントの位置に、スイッチボックスを取り付ける。
4 VVFケーブルを張りめぐらす。結線する。
この後に断熱材を入れます。
5 壁や天井にボードや内装材を取り付ける。スイッチボックスのある位置をくりぬいておく。
6 天井や壁の、照明器具取り付け場所にはボードや内装材に穴をあけて、ケーブルを引き出す。
この後に、壁紙を張るなどの内装仕上げをします。
7 スイッチやコンセントにケーブルを結線して、プレートを壁に固定する。
8 天井のケーブルに引っ掛けシーリングを接続し、引っ掛けシーリングを天井に固定した後、照明器具を取り付ける。
9 分電盤にすべての回路を接続し、電柱から分電盤に電線を引きこむ。


   ・・・という具合になります。



電気工事士の資格を持っていても、最後の9だけは電気工事店に外注することになります。そしてその電気工事店から電力会社に電気使用の申請をしてもらいましょう。


なお、配線図は電力会社に申請するとき必要になるので、ある程度ちゃんとしたものを書きます。

第二種電気工事士の資格取得ができていれば、問題なく書けるはずです。

【実際の電気配線作業の様子はこちら】
⇒ 電気配線


【 配線計画について 】


以前私達がアパート暮らしをしていたときは、分電板を見てみると回路数が3個しかありませんでした。


そのためか、炊飯器でご飯を炊いているときに電子レンジを使ったりするとすぐに電気が落ちてしまうのでした。(-_-;)


配線計画・・・といっても、最初に考えることは自分たちのライフスタイルですが、これまでの生活パターンを振り返ってみて、いつどんな電気の使い方をするか、まず想像してみます。


次に、自分たちが持っている電気機器の消費電力を調べてみます。


電化製品の横や後にシールが貼ってあったりして、そこに「定格消費電力560W」とかなんとか書いてありますよね。



例えばうちの電子レンジは 1080W ですし、炊飯器は 1400W です。炊飯器ってのは意外に電気を食うんですね。


大雑把にいって、電圧100V(ボルト)にときは100W(ワット)につき1A(アンペア)の電流が流れますから、ひとつの回路で合計 2000W の機器を使えば、一般住宅で使われている20A(アンペア)のブレーカーが落ちてしまうわけです。


そうなると、炊飯器がそれだけで 1400W もあるということは、それ専用の回路が欲しい・・・ということになり、

照明器具のように、1個あたり 40W だの、せいぜい 100W 程度のものであれば、たくさんの照明をひとつの回路にまとめても問題ない・・・となります。



例えば「回路1」は炊飯器専用、「回路2」は1階の照明器具10個分、「回路3」は主にテレビや掃除機、お風呂の換気扇を使うコンセント5個分・・

  などと決めて、分電板からそれぞれのルートに電線を這わせていきます。



ひとつの電気機器専用の回路なんてのはまれで、普通は複数の照明器具やコンセントをカバーすることになるので、回路の途中に分岐点をつくって、樹の枝のように分かれていくのです。




そういう計画をたてるのは面白そうでしょう?


家のなかのどこに、何を使うためのコンセントをつけるか?


どこにどんな明るさの照明をつけるか?


夫婦でああでもないこうでもないと話し合いながら(折れ合いながら(^^ゞ)
進める配線計画は楽しいですし、
おかげで普段あまり気にとめない電気機器のワット数なんかも覚えられました。


電気機器のワット数をちゃんと覚えているなんて、なんとなくエコライフの上級者みたいでカッコイイ!




さて、いくら勉強して電気工事士の資格を持っているとはいっても、電気工事を職業にしているわけではないので、自分でやった配線工事が本当に危険がないのか不安になるのは当然です。


私は電気屋さんに、電柱から分電板への引き込みをお願いしましたが、その際に私がやった屋内配線の検査も頼みました。


配線図どおりにスイッチやコンセントが機能しているかや、絶縁抵抗や接地(アース)抵抗を調べてもらったのです。



もともとこれらのことは、電力会社から電気の供給を受ける前に、電力会社(または電力会社から委託された保安協会など)がこれらを調べて、安全をチェックしますから、

事前に電気工事屋さんがチェックしておくべきことを外注してやってもらったというわけです。

たいして経費はかかりません。



検査の結果は良好でした(^^)v

自分で電気配線工事をしたとしても、最後の検査・チェックは第三者にやってもらって、安全を確認したほうがいいと思います。




セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

生コンの「配合」って何?

鉄筋を加工するには?

工期が長いのは悪いことか?

「力」が必要なのはどの部分か?

重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順





工事の様子 【目次】 

基礎工事(1)

基礎工事(2)

住宅模型と、構造材の加工

軸組み

屋根

壁の下地

窓サッシ

外壁

床下地

階段

電気配線

電話線

断熱材

24時間換気システム

換気扇

水道・排水・浸透枡

トイレ

風呂(ユニットバス)

内装壁

天井

フローリング

建具ドア

自作網戸



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