DIY 日曜大工で家をつくる
 
・・・セルフビルドのノウハウ

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こんな家が出来ました

管理人手作りの家

木材の手配 集成材について (2)

寸法が正確できちんと直角が出ており、表面にプレーナー(カンナ)がかけられているため非常に使いやすい材料・・・

それがKD材(人工乾燥材)や集成材です。

ウデ(技術)の未熟な素人大工には一考の価値があります。




集成材の値段はどのくらいか?


身近なところでは、ホームセンターでパイン集成材として売られている、棚板などに使われる厚さ15ミリほどの幅広の板材なんかは、1りゅーべ当たりの単価を計算してみると30万円以上になったりします。


・・が、建築構造用の集成材はこんなに高くはありません。


私が家をつくるために、カラマツの集成材を買ったことがありました。


3寸5分(105ミリ)角、即ち柱と同じ太さで、長さ4メートルの材木です。


これを近くの製材所から買ったときは1本4千円強で、りゅーべ当たりで94500円程度でした。


同じものを、県内にある集成材工場から直接買ったことがあります。


工場というのは基本的に個人には売らないものだと思われているようですが、話してみるとそうでもないです。


1本、2本だけ売ってくれと言ってもダメかもしれませんが、20本欲しいと言えば売ってくれました。運搬も手配してくれます。


しかも安い!


3寸5分角4メートルのカラマツ集成材が、なんと! りゅーべ当たり55000円程度でした。


これは凄いことですよ。だって普通の無垢の材木と大差ないのです。

下手をすると無垢の材木よりも安いかも?




私がこれをどこに使ったかというと、「大引き」という、1階床の根太の下地になる部材として使ったのです。


床は完全にフラットで水平である必要があるだけでなく、将来的にもゆがみがこないようにしたいものです。


大引きを集成材にすれば、反れ、割れ、狂いが少ないため、床下地の暴れが少なくなり、将来的にも床鳴りなどの不具合はないだろうと考えたからです。


カラマツはもともと強度も耐久性も高い木材ですが、
材木にして乾燥させると捩れる性質があるために、建築用材として使われてきませんでした。


それが、集成材にすることによって捩れる欠点を克服し、建築用材としての道が開かれたのです。


今では、「インサイジング加工」といって、防腐防蟻材を加圧注入した土台用のカラマツ集成材も流通しています。



「大引き」は一般的には90ミリ角の材木を使うのですが、わが家の場合は、防腐防蟻材をたっぷり塗った105ミリ角のカラマツ集成材です。かなり贅沢(^^ゞ


材料のカラマツはもちろん国産のものです。


柱用には、まだあまりメジャーではありませんがスギの集成材もあるのです。


岩手県に、地元のスギやカラマツで構造用の集成材の柱や梁を専門につくっている工場(森林組合や製材所、工務店などからなる協同組合)があります。


メールでもQ&Aコーナーもありますから、興味があったら気軽に問い合わせてみては?



外材では、今圧倒的な勢いでヨーロッパのホワイトウッド集成材の柱が出回っています。


今現在の正確な末端価格はわかりませんが、3メートルの管柱1本当たり2000円〜3000円程度と思います。

一般の無垢の材料と大差なしです。


そして、国産のスギ集成材も必死になってコストダウンを図り、ホワイトウッドに迫っています。



で・・・わが家はどうしたのかというと、さきほど書いた大引き以外はほとんどが無垢の材木です。(^^ゞ


実は、家を建て始める頃にはKD材や集成材の知識はあまりなかったのです。


  それに・・・


このように書いてはいますが、
個人的には無垢の材木が好きなのです。



節があったり、割れていたり・・・
それも良いではないですか!


集成材みたいなのばかり出回ってそれが一般的になってしまうと、
木材なのに「狂わない、反れない、曲がらない、均質な材料」というのが当たり前・・・という感覚になってしまうのではないかと・・・


いや、もうすでにそのように思っている人も多いのでは?


暖房のガンガン効いた乾燥した部屋に置いておいたら、羽目板が縮んだとか割れたといったことをクレームにするような世の中になったら寂しいですね。



均質で狂いの無い材料は、クレームがあっては困る「商品」としての家を売る立場の人にとってはありがたいものでしょうが、
自分でつくる自宅の場合は、クレームはありません。


構造的な欠陥はダメですが、表面的なこと、例えば無垢の柱に割れが入ったからといってどうということも無いし、考えようによっては味があるともいえます。


無垢の材木は反れたりするため、使う場所によってどちらを上にするかなどを考えながら、お互いの力をうまく利用して上手に家を建てていきます。


またそれを考えるのが面白いのです!


木はクセがあるのが当然ですから。 なにしろ生き物だったので・・・



木材の「欠点」は私にとっては「長所」にも見えます。

「均質」になってしまったら面白くもなんともない・・・





セルフビルドのための豆知識
 【目次】


設計って、何をすればいいの?(1)

設計って、何をすればいいの?(2)

家の設計図を描くには?

必要な図面の種類とは?(1)

必要な図面の種類とは?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

生コンの「配合」って何?

鉄筋を加工するには?

工期が長いのは悪いことか?

「力」が必要なのはどの部分か?

重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

木材の手配(材木の価格、柱など)

木材の手配(人工乾燥材について)

木材の手配(集成材について)1

木材の手配(集成材について)2

材木の種類や寸法について

木材の手配(梁や土台について)

アウトレット建材店からの資材購入について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順




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