DIY 日曜大工で家をつくる
 
・・・セルフビルドのノウハウ
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住宅模型の制作〜構造材の刻み加工


工事の様子


基礎工事(1)

基礎工事(2)

住宅模型

構造材加工

軸組み

屋根

壁の下地

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外壁

床下地

階段

電気配線

電話線

断熱材

換気システム

換気扇

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内装壁

天井

フローリング

建具ドア

自作網戸





1 住宅模型の製作

まずは20分の1スケールの住宅模型をつくって見ました。住宅模型といっても、一般に見られるスチレン板などを使ったものではなく、軸組みを確認するための模型です。
構造材全部と、根太などの一部の下地材だけで構成されていて、壁はありません。
軸組み模型と言ってもいいでしょう。

ホームセンターなどで扱っているヒノキやバルサの工作用材料を使い、正確に20分の1でつくります。

一般的な住宅模型と違い、これは模型といえどもちゃんと「ほぞ組み」をしているのです!

ほぞはカッターナイフで簡単に切れます。ほぞ穴は、メガネなどに使う小さいドライバーを、材料の繊維を切る方向に突き刺すことであけられます。
ただし「継ぎ手」は省略しています。

模型をつくることによって、各部材の位置関係や「ほぞ」の向きについて理解が深まり、図面だけで刻み加工をするよりも、間違いが少なくなったと思います。
ちゃんと筋交いも入っています。

(模型といえども、筋交いをいれないと安定が悪いのです。)

作り方はこちら
⇒ 軸組み模型の作り方


2 設計図について

家の設計図としては、建築確認申請書に添付する図面として定められているのが「付近見取り図」「配置図」「平面図」などです。
実際に工事するとなるとこれらの図面だけでは不足なので、以下の図面を書きました。

伏図
(ふせず)
家の各階を水平に輪切りにしたときの構造を表す図面。
基礎伏図、1階床伏図、2階床伏図、小屋伏図、屋根伏図


軸組み図 構造材の組み方、つまり軸組みを、家を真横から見たときの様子で書いています。

矩計図
(かなばかりず)
建物を垂直に輪切りにしたときの詳細な図面で、高さ関係の詳細な寸法、基礎や床の構造、壁の断面構造、屋根や屋根裏の構造、それらの使用材料などが一目でわかるもので、一番設計図らいし設計図でしょうか。
実際の施工の際には見る機会が一番多いと思います。

断面図 これも建物を垂直に輪切りにしたものですが、矩計図が細部を詳細に図示しているのに対し、断面図は建物全体の高さだとか、1階と2階の間の寸法など、大きな部分、基本的な寸法を図示します。比較的おおざっぱな図面です。

電気配線図 家の建築がだいぶ進んで、配線をする段階になったとき、電気工事士の資格を取って自分で書きました。

部材寸法詳細図 構造材の刻み加工をする際、各部材の詳細な寸法を記した図面を書いておきました。
例えば土台についてはこんなのです。
 ⇒ 土台据付詳細図

なお、自分で家を建てる場合の設計図のことについてはこちらのページも参考にどうぞ
 
⇒ 設計っていったい何をすればいいの(3) ・・家の設計図について
 ⇒ 設計っていったい何をすればいいの(4) ・・法的に必要な図面について
 ⇒ 設計っていったい何をすればいいの(5) ・・その他の図面について


平面図

立面図
平面図は縮尺50分の1、立面図は縮尺100分の1で書きました。

文具店に行けば、建築用マイラー図面用紙というのを売っており(1枚230円くらいでした)、それに書いてコピー店でコピーしてもらえば設計図面の出来上がり。

設計図を自分で書くなんて、設計士になった気分でちょっとカッコイイ!

ビルなどは手に負えませんが、一般の住宅の設計図なら少し勉強すれば個人でも書けますよ (^o^) 
ただし建築士法により、無資格者が設計できる範囲は延べ床面積100平方メートルまでですが・・・


セルフビルドのための豆知識


設計って?(1)

設計って?(2)

設計図を描くには?

図面の種類は?(1)

図面の種類は?(2)

欠陥住宅にならないか?(1)

欠陥住宅にならないか?(2)

欠陥住宅にならないか?(3)

道具は何が必要?

バックホウを運転するには?

バックホウ運転資格取得講習体験記

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鉄筋を加工するには?

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重い材料を扱うには?(材木)

重い材料を扱うには?(屋根材)

重い材料を扱うには?(壁材)

模型をつくろう(1)

模型をつくろう(2)

模型をつくろう(3)

墨付けの原理

墨付けの道具(1)

墨付けの道具(2)

継ぎ手と仕口

丸ノコの話

基礎工事の材料、価格などについて

材木の価格、柱など

人工乾燥材について

集成材について1

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材木の種類や寸法について

梁や土台について

アウトレット建材店について

建築資材の手配について

トップライトの話

屋根の勾配のことなど

屋根工事の話

設備との関係

電気配線工事の話(1)

電気配線工事の話(2)

第二種電気工事士の資格を取るには? 筆記試験編

第二種電気工事士の資格を取るには? 技能試験編

自分で電気配線工事をする手順

3 構造材の刻み加工


刻みは、まず、梁・桁・母屋などの横に使う部材(横架材といいます。)からはじめ、後で管柱〜通し柱と進みます。

材料は2回に分けて購入しました。まずは横架材用です。
【関連ページ】⇒ 柱の種類、値段のことなど
当時、大きな古い借家を借りていたので、空いている部屋を作業場にして、材料を中に入れました。
【関連ページ】⇒ 重い木材を一人で扱うには?
材の中心線に墨を打ちます。

梁や母屋などは、屋根荷重に抵抗させるため、木材が乾燥に伴ってそれていく向きを見極めて、山形にそれる面を上方にして用います。

そのために、年輪の中心から離れている方を下にして使います。

実際に中心墨を打って、各位置で墨から材の際までの距離を測ってみると、まっすぐに見える木材でも、法則どおりにそれていることがわかります。

写真右端に見えているのは自作した住宅模型です。


作業場には設計図と住宅模型を常に置いておきました。設計図だけでなく、模型も同時に見ながら墨付け・加工していくのです。
軸組みだけの住宅模型は、最高の設計図だと思います。そのおかげでほとんど間違えることなく加工できました (^^)v

土日はもちろん、平日も、朝5時に起きて出勤前の2時間、刻み加工をしていきました。
我ながら働き者ですなぁ (^^ゞ

道具は、
さしがね墨つぼ墨さしメジャー丸のこのみ、角のみ、電動カンナ玄能などです。


【関連ページ】⇒ 墨付けの原理

【関連ページ】⇒ 墨付けの道具
家づくりの作業全体を通して一番よく使うのが、やはり丸ノコです。

刃がはさまれたような状態になると、
キックバックという現象を起こして、急に押し戻されるような力がかかることがあるので、しっかりと握って油断しないようにします。

幸い、今まで一度も怪我しませんでした。
よく用いた継ぎ手の「腰掛鎌継ぎ」をつくっています。

角ノミや鋸で切った後、ノミで鎌の部分を彫り取ります。

墨線が半分残るようにします。

鎌の「カリ」の部分は完全に垂直ではなく、若干の勾配をつけます。(すべり勾配といいます。)そのことによって、♂と♀をを上からたたいてはめ合わせたときに、お互い引き寄せられてしっかりと固定されます。
「腰掛鎌継ぎ」の♀の方のできあがり。
「腰掛鎌継ぎ」の♂の方です。
仮はめしてチェックしますが、完全に入れてしまうとなかなか抜けなくなるので、途中まででやめておきます。
ホゾ穴は、ドリルで穴を開けてからのみで残りを掘り取っても出来ますが、時間がかかるので、角のみという器械を使うと、早くて正確にできます。

角のみは、木材を購入したところのおやじさんが貸してくれました。新品で買うと7万円はしますので助かりました。

打ち抜きのほぞは両面から加工します。片面からだけだと、打ち抜いた方の表面が裂けることがあるからです。
これは、棟木という部材に、のみで、垂木(タルキ)のあたる部分の欠きこみしているところです。

材木は完全に真直ぐではないため、梁材などの大きな部材は、水平墨を打って、柱材と取り付く各場所ごとの、墨線から材の際までの距離を控えておいて、それぞれの距離によって柱材の長さを調整します。
【関連ページ】⇒ 道具は何が必要?

【関連ページ】⇒ 「人工乾燥材」について

【関連ページ】⇒ 「集成材」について

【関連ページ】⇒ 使う木材の種類について

【関連ページ】⇒ 土台、梁、桁、筋交い、胴縁などについて
柱材のほぞの先端部を、ほぞ穴に入りやすいように、カンナで角を丸くしています。
火打ち梁という、水平に用いる筋交い材は、同じものを大量につくるため、型板をつくって墨付けしました。
火打ち梁16本

金属製の火打ち梁が出回っており、それを使ったほうがずっと簡単で手間要らずですが、あえてこだわって木製にしました。


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