| DIY 日曜大工で家をつくる ・・・セルフビルドのノウハウ |
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1 住宅模型の製作
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まずは20分の1スケールの住宅模型をつくって見ました。住宅模型といっても、一般に見られるスチレン板などを使ったものではなく、軸組みを確認するための模型です。 構造材全部と、根太などの一部の下地材だけで構成されていて、壁はありません。 軸組み模型と言ってもいいでしょう。 ホームセンターなどで扱っているヒノキやバルサの工作用材料を使い、正確に20分の1でつくります。 一般的な住宅模型と違い、これは模型といえどもちゃんと「ほぞ組み」をしているのです! ほぞはカッターナイフで簡単に切れます。ほぞ穴は、メガネなどに使う小さいドライバーを、材料の繊維を切る方向に突き刺すことであけられます。 ただし「継ぎ手」は省略しています。 模型をつくることによって、各部材の位置関係や「ほぞ」の向きについて理解が深まり、図面だけで刻み加工をするよりも、間違いが少なくなったと思います。 |
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ちゃんと筋交いも入っています。 (模型といえども、筋交いをいれないと安定が悪いのです。) 作り方はこちら ⇒ 軸組み模型の作り方 |
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| 家の設計図としては、建築確認申請書に添付する図面として定められているのが「付近見取り図」「配置図」「平面図」などです。 実際に工事するとなるとこれらの図面だけでは不足なので、以下の図面を書きました。
なお、自分で家を建てる場合の設計図のことについてはこちらのページも参考にどうぞ ⇒ 設計っていったい何をすればいいの(3) ・・家の設計図について ⇒ 設計っていったい何をすればいいの(4) ・・法的に必要な図面について ⇒ 設計っていったい何をすればいいの(5) ・・その他の図面について |
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平面図は縮尺50分の1、立面図は縮尺100分の1で書きました。 |
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文具店に行けば、建築用マイラー図面用紙というのを売っており(1枚230円くらいでした)、それに書いてコピー店でコピーしてもらえば設計図面の出来上がり。 設計図を自分で書くなんて、設計士になった気分でちょっとカッコイイ! ビルなどは手に負えませんが、一般の住宅の設計図なら少し勉強すれば個人でも書けますよ (^o^) ただし建築士法により、無資格者が設計できる範囲は延べ床面積100平方メートルまでですが・・・ |
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3 構造材の刻み加工 |
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| 刻みは、まず、梁・桁・母屋などの横に使う部材(横架材といいます。)からはじめ、後で管柱〜通し柱と進みます。 材料は2回に分けて購入しました。まずは横架材用です。 |
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| 【関連ページ】⇒ 柱の種類、値段のことなど | ||||||||||||||||||||||||||
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当時、大きな古い借家を借りていたので、空いている部屋を作業場にして、材料を中に入れました。 |
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| 【関連ページ】⇒ 重い木材を一人で扱うには? | ||||||||||||||||||||||||||
| 材の中心線に墨を打ちます。 梁や母屋などは、屋根荷重に抵抗させるため、木材が乾燥に伴ってそれていく向きを見極めて、山形にそれる面を上方にして用います。 そのために、年輪の中心から離れている方を下にして使います。 実際に中心墨を打って、各位置で墨から材の際までの距離を測ってみると、まっすぐに見える木材でも、法則どおりにそれていることがわかります。 写真右端に見えているのは自作した住宅模型です。 |
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作業場には設計図と住宅模型を常に置いておきました。設計図だけでなく、模型も同時に見ながら墨付け・加工していくのです。 軸組みだけの住宅模型は、最高の設計図だと思います。そのおかげでほとんど間違えることなく加工できました (^^)v 土日はもちろん、平日も、朝5時に起きて出勤前の2時間、刻み加工をしていきました。 我ながら働き者ですなぁ (^^ゞ 道具は、さしがね、墨つぼ、墨さし、メジャー、丸のこ、のみ、角のみ、電動カンナ、玄能などです。 |
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| 【関連ページ】⇒ 墨付けの原理 【関連ページ】⇒ 墨付けの道具 |
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| 家づくりの作業全体を通して一番よく使うのが、やはり丸ノコです。 刃がはさまれたような状態になると、キックバックという現象を起こして、急に押し戻されるような力がかかることがあるので、しっかりと握って油断しないようにします。 幸い、今まで一度も怪我しませんでした。 |
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よく用いた継ぎ手の「腰掛鎌継ぎ」をつくっています。 角ノミや鋸で切った後、ノミで鎌の部分を彫り取ります。 墨線が半分残るようにします。 鎌の「カリ」の部分は完全に垂直ではなく、若干の勾配をつけます。(すべり勾配といいます。)そのことによって、♂と♀をを上からたたいてはめ合わせたときに、お互い引き寄せられてしっかりと固定されます。 |
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| 「腰掛鎌継ぎ」の♀の方のできあがり。 | ![]() |
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「腰掛鎌継ぎ」の♂の方です。 | |||||||||||||||||||||||||
| 仮はめしてチェックしますが、完全に入れてしまうとなかなか抜けなくなるので、途中まででやめておきます。 |
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ホゾ穴は、ドリルで穴を開けてからのみで残りを掘り取っても出来ますが、時間がかかるので、角のみという器械を使うと、早くて正確にできます。 角のみは、木材を購入したところのおやじさんが貸してくれました。新品で買うと7万円はしますので助かりました。 打ち抜きのほぞは両面から加工します。片面からだけだと、打ち抜いた方の表面が裂けることがあるからです。 |
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| これは、棟木という部材に、のみで、垂木(タルキ)のあたる部分の欠きこみしているところです。 材木は完全に真直ぐではないため、梁材などの大きな部材は、水平墨を打って、柱材と取り付く各場所ごとの、墨線から材の際までの距離を控えておいて、それぞれの距離によって柱材の長さを調整します。 |
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| 【関連ページ】⇒ 道具は何が必要? 【関連ページ】⇒ 「人工乾燥材」について 【関連ページ】⇒ 「集成材」について 【関連ページ】⇒ 使う木材の種類について 【関連ページ】⇒ 土台、梁、桁、筋交い、胴縁などについて |
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柱材のほぞの先端部を、ほぞ穴に入りやすいように、カンナで角を丸くしています。 | |||||||||||||||||||||||||
| 火打ち梁という、水平に用いる筋交い材は、同じものを大量につくるため、型板をつくって墨付けしました。 |
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火打ち梁16本 金属製の火打ち梁が出回っており、それを使ったほうがずっと簡単で手間要らずですが、あえてこだわって木製にしました。 |
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