|
【木製建具(引き戸)の自作】
|
 |
建具のかまち材の材料
ホームセンターで購入した2×6材です。
2×4(ツーバイフォー)材だと巾が89ミリしかないので少し物足りない。
2×6(ツーバイシックス)だと巾が140ミリあるので、割と重厚感のあるかまち枠ができそうだなと思いました。
ただし、ツーバイ材というのは結構反れたり捩れたりしているものが多いですね。(ホームセンターだからか?)
できるだけ真っ直ぐなものを選ぶため、かなり時間をかけて吟味して選んできました。
それでも反れや捩れはあります。
|
|
 |
まずはすべての2×6材に溝を掘ります。
溝巾は鏡板の厚さと同じ15ミリです。
深さも同じく15ミリにしました。
平行ガイドをつけた丸ノコで根気よく数回切り目を入れます。
テーブルソーがあればもっと楽で正確なんだけど・・・
|
|
 |
ノミで荒く掘り取ったあと・・・ |
|
 |
トリマーで溝の底をきれいに仕上げます。
|
|
 |
全部の溝切りが終わりました。
これらが木製建具の枠を構成する部材(かまち)になります。
|
|
 |
かまち材は縦枠2本と横枠3本で構成することにしましたが、これは中間に設ける横枠の端部の加工です。
上下から杉板をはめ込みますが、横枠自体は両端部を縦枠にはめ込む構造です。
|
|
 |
次に、中にはめ込む杉板に本実(ほんざね)加工をします。
これもトリマーを使って地道に削っていきます。
写真は♂側を作っているところ。
|
|
 |
こんなふうになりました。
|
|
 |
かまち材の溝に、加工済みの杉板をはめ込んで、建具本体を組み立てていきます。
接着剤はいっさい使いませんでした。
|
 |
|
 |
最後の縦枠をはめ込んでいるところ。
あて木をして玄能で叩き込んでいます。
|
|
 |
固定は120ミリのビスを使いました。
縦枠の横から打ち込むのですが、縦枠の寸法が140ミリなのでそのままでは届きません。
まずはφ12のドリルで60ミリくらい穴をあけます。
|
|
 |
ロングビットを使ってビスを打ち込んでいるところです。
その後、φ12の丸棒を、木工ボンドをつけて穴に埋め込みます。
ボンドが乾いたら出ている部分をノコで切り、さらにかんなをかけて出来上がり。
|
 |
|
 |
建具本体は、こんな風にできました。
アクセントに、杉の木の形をあしらった小窓をつけました。
|
|
 |
縦枠の下には戸車をつけます。
ドリルとノミとトリマーを使って戸車が入るスペースを掘り込んで、釘で固定しました。
ここで気をつけたのは戸車を建具の中心線に沿って正しく固定すること。
下枠材の中心を通るように建具の下面全体に中心線を墨打ちし、そのラインにそって戸車を固定します。
マイナスドラーバーを使って歪みを修正しながら、ラインに合わせて釘打ちです。
戸車が中心線からズレていると、スムーズな開閉は出来ないでしょうから・・・
|
|
 |
引き戸の床には引き戸レールをレール釘で固定して戸車で滑らせますが、
引き戸上部は鴨居が必要になります。
鴨居そのものを自作するのは面倒なので、図のようにA材を取り付けた上にB材を固定しました。
当然、引き戸上部は鴨居の溝巾より若干狭い突起をつけるように加工しておきます。
|
|
 |
現場に仮固定してみました。
小屋の室内側から見ると2枚の建具の合わせ目から不規則なラインの光が漏れてきます。
床面のわずかな凹凸や、建具本体の歪みなので、合わせ目がピッタリくっつかないので、一旦はずして修正します。
削るべき箇所にかんなをかけて仕上げました。
|
|
 |
小屋本体と同じ塗装をします。
取っ手は、カラマツの木片を取り付けただけです。
|
|
 |
出来上がり!
うまく開閉しました。
(^o^)
なお、下の図のように、鴨居の溝の中央Aと、両サイドの床Bに、木片のストッパーをつけました。
これで引き戸を開閉したときに開きすぎて取っ手の部分がぶつかったり、中央より行き過ぎることを防ぎます。
|
 |
|
|
|
| 【使用材料】 木製建具(引き戸)2枚分 |
| 2×6材 |
38×140×3640 1本1450円 を4本使用
|
| 杉板 |
15×180×2000 1枚200円 を8枚使用 |
| 戸車 |
ステンレス製 1セット 1155円 を2セット使用 |
| 引き戸用レール |
真鍮製 1700ミリ 1本 630円 を2本使用 |
| レール釘 |
1袋 63円 |
|