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【アスファルトシングルの屋根づくり】
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日新工業製のアスファルトシングルです。
商品名はマルエスシングル
サイズは915×305
1梱包に20枚入っています。
これで約2.2u分施行できます。
柔らかいのでよく曲がりますが、あまり急角度で曲げると折れてしまいます。
表面に鉱物粒をまぶしてあるので、屋根の上を歩いても滑りにくいのです。
その点は金属屋根と違って作業安全性はいいかな・・・
素人のDIYには向いていると思います。
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屋根葺き材本体の固定に必要な付属品。
左がシングルセメントというアスファルトシングル専用の接着剤。
18kg入り、9kg入り、3kg入り、330ml入りなどの種類があるそうですが、これは9kg入りの缶です。
右はシングルを固定するための専用釘です。
4kgの箱で、約2200本入っています。
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これがアスファルトシングル専用の釘「シングル釘」です。
長さは 25、30、40、50ミリの種類がありますが、今回は一番短い25ミリのを使いました。
シングル1枚につき釘4本が必要になります。
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施行開始
まず下葺き材のアスファルトルーフィングを貼っているところです。
軒先側から順に貼っていって、上下のルーフィングは10cmほど重ねます。
固定はタッカーです。
棟部分はお互いのルーフィングを多めに重ねます。
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破風板と鼻隠し板を取り付けておきます。
(見栄えを気にしなければ無くてもいいでしょうけど・・)
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屋根仕上げ材(アスファルトシングル)を、ただテキトーに貼ってしまうと、ラインが乱れてカッコワルイ仕上がりになる可能性大なので、
あらかじめルーフィングの上に目安となるラインを墨出ししておいたほうがいいです。
チョークラインを使うと便利。
線は縦・横ともに出しておきます。
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日新工業のアスファルトシングルはこういうサイズをしています。
下の方の127ミリ部分だけが表面に現れて、残りは上から重ねられたシングルに隠れてしまうというわけです。
だから1段の有効巾は127ミリということになります。
チョークラインで目印のラインを墨出しするときは、127ミリおきに打っていくわけです。
また、横方向は915ミリがそのまま有効巾になります。
半切のシングルが交互にでてくるので、墨出しは、915ミリおきに打ったほかに、その中間の457ミリのところにも打っておきます。
さて、軒先部分だけは墨出しの寸法が少し違います・・・・
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雨水が上から下へ流れることを思えば、屋根葺き材は当然、下から順に貼っていくということなんですが、
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1 |
まず、スターターを軒先に合わせて貼る。
(スターターはシングルを半分に切るか、若しくはシングルを上下逆にして貼っても良い。)
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2 |
1断目のシングルを貼る。
下端しをスターターの下端またはそれより5ミリほど出して貼る。
だからチョークラインの墨出しは不要。
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3 |
2段目のシングルを貼る。
このとき、シングルの上端をチョークラインの墨出し線に合わせる。
線は軒先から 420ミリの位置に打っておく。
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4 |
3段目以降は、シングルの上端を墨出し線に合わせて貼っていく。
墨出しは、127ミリおきにひたすら打っておけば良い。
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※ |
さてここで不思議なのが、2段目シングルの天端位置が軒先から 420ミリだということ。
だって、シングル1枚の巾は 315ミリなので、315+127=442 じゃん!
442ー420=22ミリ短い勘定になるけど・・・・??
これには深〜いワケが・・・(笑)
軒先のラインが1ミリの狂いも無く直線で、両側のケラバの長さも1ミリの狂いもなく出来上がっていれば問題ないでしょうが・・・そんなのムリか
万一、下地に数ミリの施行誤差があっても、誤差を吸収して、2段目シングルの上端ラインで一旦揃えてしまうということです。
間隔が短いということは、それだけ余分に重なるということなので、雨漏りに対しては安全ですからね。
あと、葺き上がりを美しくする効果もあるそうです。
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軒先とケラバに水切りを取り付けます。
簡易な小屋で、暴風もない地域ならば必要ないかもしれませんが、一般的にはつけたほうがいいようです。
軒先水切りはルーフィングの下に来るので、ルーフィングを捲り上げて差し込むか、またはルーフィングを貼る前に施行してしまいます。
マルエスシングル専用の水切りもメーカー製のものがありますが、値段が高いので、トタン板を使って自作しました。
1本百円程度で作れます。
自作水切りの作り方についてはこちらを参照してください。
⇒ 自作水切りの作り方 |
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ケラバには、ルーフィングを貼った上から水切りをつけました。
本来はケラバ専用の形をした水切りがあるのですが、強風地域でなければ軒先水切りを同じ形のものでも十分役目を果たすだろうと考え、同じ形状のものを取り付けました。
水切りの下に水が入り込まないように、水切りとルーフィングの間にコーキング剤を詰めます。
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ケラバ水切りの下端を加工して軒先水切りに差込み、こんな感じでおさめました。
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アスファルトシングルはカッターナイフで簡単に切ることができます。
コンパネなどを下に敷いて、木材の切れ端を定規にして真っ直ぐに切ります。
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奇数段目(または偶数段目)の両端には半切のものが必要になるし、
棟を納めるために、1枚のシングルを左図のようにカットしたものを用意します。
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シングルを貼りはじめる30分以上前から、接着剤のシングルセメントを塗っておきます。
水飴のようにネットリとした接着剤です。
巾4センチ程度の板切れを使うといいでしょう。
塗る場所はタブ部の下側。
巾4センチ程度が標準だそうです。
左写真のは少し多すぎ・・
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接着剤を塗ったシングルは、塗布面どおしを重ね合わせてしばらくおきます。
この状態(2枚一組)で屋根の上に運び上げるとベタつく接着剤が服につくこともなく、作業しやすいです。
30分以上してからはがして、屋根に貼り付けます。
冬場で寒かったせいか、けっこう時間をおいても、くっつてしまうことはありませんでした。
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下のシングルと上のシングルは、長手方向で半分ずつズラして貼り付けます。
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マルエスシングルを4列並べると、長さは 3660ミリになります。
小屋の屋根は、野地板として構造用合板をノーカットで使用するため 3640ミリです。
ということは、両側にシングルが1センチずつ出た状態で仕上がることになり丁度いいかと・・・
余分なカットをしなくて済み、合理的です。
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固定はシングル釘を使います。
スリットの少し上部に打ち止めます。
釘打ち箇所は隠れてしまう部分なので、全部貼った後に釘頭が見えていれば異常だということです。
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棟部分まで到達したら、両方からシングルを葺きあげて、お互いが重なるようにします。
写真は片方を張った状態です。
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棟部分の仕上げに使うシングルはこのようにカットします。
1枚のシングルから3枚取れます。
接着剤は3方向に多めにつけておきます。
左写真は接着剤の量が少なめ。
この日は接着剤が残り少なくなって、節約していました。(^_^;
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棟の両側からこのように貼っていって、隠れてしまう部分に釘打ちして固定します。
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最後は中央が残りますから、
最後の一枚だけは釘打ちできないので、接着剤を全面にタップリと塗って、圧着してやります。
材木などを重しにして数日間放置しました。
これでアスファルトシングルの屋根が出来上がりました。
なかなかキレイでしょ・・
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| 【使用材料】 |
アスファルトシングル
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日新工業製のマルエスシングル
20枚入り1梱包が 4200円
(20枚で約2.2u施行可能)
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シングルセメント
(接着剤) |
9kg入り缶 1缶4200円
(今回の小屋は1缶で間に合いました。)
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| シングル釘 |
25ミリ長さ 4kg入り1箱 2900円
(4kgでは余ってしまいました。) |
| アスファルトルーフィング |
下葺き材 1m×21m巻き1本が 2100円 |
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